なぜAPIキーが必要なのか
SlideCraftは、スライド画像の生成にGoogle Geminiという最先端のAIモデルを使用しています。このAIはGoogleが提供するクラウドサービスであり、利用するためには認証情報としてAPIキーが必要です。
SlideCraft自体は無料ですが、Gemini APIの利用料は直接Googleから請求されます。これにより、あなたのデータは第三者のサービスを経由せず、Googleとあなたのブラウザだけでやり取りされるため、セキュリティとプライバシーが保たれます。
準備するもの
- ●Googleアカウント(Gmailアドレス)- 既存のものでOK
- ●クレジットカード - 有料モデル利用のため請求先登録が必要
- ●約5分の時間
取得手順
利用規約に同意(初回のみ)
初めて利用する場合、利用規約(Terms of Service)への同意が求められます。
新規ユーザーの方へ: 利用規約に同意すると、Google AI Studioが自動的にデフォルトのGoogle Cloud ProjectとAPI Keyを作成します。すぐに使い始められます。
APIキーの確認・管理
左側パネルの「Dashboard」から「API Keys」ページを開きます。自動作成されたAPIキーが表示されています。
既存のGoogle Cloudユーザーの場合は、「Import projects」ボタンから既存プロジェクトをインポートして、そこに新しいAPIキーを作成することもできます。
請求先アカウントの設定
Gemini 3 Pro Image (Nano Banana Pro)は有料モデルのため、クレジットカード情報の登録が必要です。
- ● Google Cloud Consoleの「お支払い」セクションを開く
- ● 請求先アカウントを作成し、クレジットカード情報を登録
- ● プロジェクトと請求先アカウントをリンク(自動的に行われる場合もあります)
注意: 利用した分だけ料金が発生します。1スライド修正あたり約20円です。
APIキーをコピー
Google AI Studioに戻り、表示されたAPIキー(`AIza...`で始まる長い文字列)をコピーします。
このAPIキーは他人に見せないでください。GitHubなどの公開リポジトリにもアップロードしないよう注意してください。
SlideCraftに設定
SlideCraftのプロジェクト画面で、コピーしたAPIキーを入力します。APIキーはブラウザのlocalStorageに安全に保存され、外部サーバーには送信されません。
今すぐ設定する料金について
Google AI Studio自体は無料で利用できます。ただし、SlideCraftで使用するGemini 3 Pro Image (Nano Banana Pro)は有料プレビューモデルのため、利用には料金が発生します。
Gemini 3 Pro Image (Nano Banana Pro) の料金
SlideCraftで使用する Gemini 3 Pro Image (Nano Banana Pro) は、有料プレビュー(Paid Preview)として提供されており、無料枠では利用できません。
実際の利用料金:
1スライド修正あたり約20円(為替レートにより変動)
ただし、APIの利用制限(1日1500リクエスト、1分15リクエスト)は適用されるため、使いすぎを防ぐことができます。
※ 最新の料金情報はGoogleの公式ドキュメントをご確認ください。予告なく変更される場合があります。
よくある問題
「APIキーが無効です」と表示される
APIキーのコピーミスが考えられます。前後にスペースが入っていないか、全文字が正しくコピーされているか確認してください。
既存のGoogle Cloudプロジェクトを使いたい
Google AI Studioのダッシュボードから「Projects」→「Import projects」を選択し、既存のGoogle Cloudプロジェクトを検索・インポートできます。インポート後、そのプロジェクトにAPIキーを作成できます。
無料枠の残量を確認したい
Google Cloud Consoleの「請求」ダッシュボードから、現在の使用状況と残量を確認できます。
APIキーの準備ができたら
早速SlideCraftでスライドを修正してみましょう。
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